職場でJavaScriptを書き始めるようになって、TypeScriptもかじっておいたほうがいいなーと思ったので、環境構築手順をメモしておく。
環境
- Windows11
- Node.js v20.11.0
前提条件
node
とnpm
がインストール済み
環境構築手順
PowerShell上からTypescriptのコンパイラをインストール
> npm install -g typescript added 1 package in 3s
プロジェクトのディレクトリを作成。なんかいい感じのところに、いい感じの名前でフォルダを作成して移動する
> mkdir test > cd .\test
jsonファイルを作成する
TypeScriptをよしなに動かすためのjsonの設定ファイルを作成する必要がある。
ファイルが作成されると、以下のような出力が表示される。
> tsc --init Created a new tsconfig.json with: TS target: es2016 module: commonjs strict: true esModuleInterop: true skipLibCheck: true forceConsistentCasingInFileNames: true You can learn more at https://aka.ms/tsconfig
プロジェクトの環境構築手順は以上。
ひとまず正常に動作するか確認してみましょう。
動作確認のための簡単なスクリプトを作成する。
ファイル名はtest.ts
とする。
function greet(name :string): string { return `Hello, ${name}!`; } console.log(greet("World"));
作成したtsファイルをコンパイルする。
※作業用ディレクトリ内で > tsc
すると、フォルダ内にtest.js
ファイルが作成されている。
nodeで実行して、動作確認
> node test.js Hello, World!
ちなみに
function greet(name :string): string { return `Hello, ${name}!`; } console.log(greet(100));
こんな感じで文字列(string)に型注釈された代数に整数を入れたままコンパイルすると、以下のようなエラーが出る。これがTypeScriptの便利なところ。
> tsc test.ts:5:19 - error TS2345: Argument of type 'number' is not assignable to parameter of type 'string'. 5 console.log(greet(100)); ~~~ Found 1 error in index.ts:5
環境構築は以上。
よしなにやっていきましょう。